美容健康

カロリー摂取を気にするよりも、脂肪になる炭水化物を減らすのがダイエットだという話!

2020年5月28日


昭和世代なので、カロリー神話で生きているわけです。
ダイエットするには、カロリーを抑え、運動でカロリーを消費しろ!
それが、私達が生きてきた昭和のダイエットです。

しかし、痩せるということがどういうことなのか?
体重を落とすということは、どうすればいいのか?
カロリーってなんなのか・・・。

カロリー神話を妥当する内容が巷では、多くなってきました。

カロリーって結局なによ?

カロリーカロリーって言うけど、結局なんなの?カロリーって・・・。
カロリーっていうのは、熱量の単位です!
はい。わかりません!

熱量っていうのは、水1リットルを1度上げるために、1キロカロリーを消費する!
はい。わかりません!

脂肪を燃焼することで、カロリーを消費します!
どういうことなの?

という具合で、よくわからんわけです。

漠然と、カロリーを消費すれば、脂肪が減る!みたいな概念はあるんだけど、つまりどういうことなのか?

まず、一番直結するのは、体温の維持です。
人間は、体温を維持するために、常に心臓やらなんやら動かして熱を発生させてます。
つまり、熱を発生させてカロリーを消費してます。

息を吸ったりは吐いたりするだけで、肺は動いてます。
動くためには、エネルギーが必要です。

動くためのエネルギーは、どこからきてるのか?といえば、カロリーを消費して動かしてるっていうこと!?
厳密に言えば、直結ではないみたいですが、結論から言えば、
基礎代謝のカロリーってのは、こういうところから計算されているということです。

つまり、カロリーってのは、ダイエットする側からすると、身体を動かすためのエネルギーの事ってなるわけです。

脂肪とカロリーの関係

人間、食事をすると、カロリーを摂取してると思っていたわけですが、
正しくは、栄養素を摂取していたということで、
栄養素の中で、エネルギーに変わる栄養素が、カロリーとして計算されていたわけです。

「脂肪=カロリー」みたいなイメージがあるのは、なぜかというと、
脂肪を燃焼させることで、カロリーを消費して、脂肪が減るから、ダイエットで「脂肪=カロリー」になってしまっていた!

実際に、栄養学では、脂肪1グラムは、9キロカロリーで計算されます。
脂肪1グラムを燃焼させた場合、9キロカロリー消費するという言い方ができます。

なので、「脂肪=カロリー」というイメージがあるわけです。

カロリーの高い物を食べたら脂肪が増えるわけではない

脂肪を燃焼させるためには、カロリーを消費しなければ行けないのはわかりますが、
食品のカロリーをそのまま、身体に100%取り込むわけではないのが、大きな罠です。

脂肪が増える仕組み

脂肪が作られるのは、カロリーを摂取したからではなく、
炭水化物を摂取した場合に、炭水化物は、ブドウ糖(糖分)に分解され、血液に流れます。

血液の中で、糖分が増えていくと、血糖値があがります。
この血糖値が一定以上、上がらないようにするために、
膵臓(すいぞう)から、「インスリン」という物質が分泌されます。

いわゆる、「低インスリンダイエット」の「インスリン」とは、この「インスリン」のことです。

そして、「インスリン」は、余った糖分を「グリコーゲン」という物質に変換します。
この「グリコーゲン」は、筋肉でエネルギーとして利用するために吸収されるほか、
肝臓(かんぞう)で吸収され、肝臓から他の臓器へエネルギーとして運ばれます。

肝臓と筋肉で、蓄えておける「グリコーゲン」の量には制限があるため、糖分が余ることになります。

余った糖分は、中性脂肪に姿を変えて蓄えられるのです。

つまり、脂肪が増えるのは、カロリーではなく、糖分が中性脂肪になるのです!

カロリーの高い脂質の吸収される仕組み

一般的に、お肉とかの脂身は、カロリーが高いわけですが、
体内の中性脂肪になるのか?というとそういうわけではありません。

そもそも、炭水化物と比べ、消化吸収が良くないのです。

その理由は、脂質は、そもそも中性脂肪なのですが、直接吸収できないのです。
イメージ的には、直接吸収されそうなものですが、そういうわけではないのです。

まず、脂肪は、腸内で、胆汁により、乳化します。
乳化というのは、分解される前段階で柔らかくするようなイメージです。
次に、乳化されたものを、膵臓(すいぞう)の消化酵素である「リパーゼ」で分解します。
分解されると、「脂肪酸」「グリセロール」等になります。

「グリセロール」はそのまま吸収されますが、「脂肪酸」等は、更にひと手間必要になります。

つまり、吸収されにくいんですよ・・。

ダイエットで結局重要なのは、炭水化物と糖質を抜くという話

炭水化物というのは、要するに、お米や小麦、イモ類、トウモロコシなんかもそうで、
これらを抜けば、脂肪になる要素を減らせるということになります。

また、糖分は、炭水化物が吸収される途中段階と一緒なので、
更に脂肪になりやすいということになります。

なーのーでー。

野菜と肉と魚だけ食べていれば、基本的に痩せるということになります。
ただし!野菜と言っても、イモ類はダメなのと、根菜類(にんじん、れんこん、ゴボウなど)もダメです

具体的に食べて良いもの

肉類全般(脂身があっても基本的に問題なし)
  • 牛肉(カルビは控える方が良い)
  • 豚肉
  • 鶏肉(モモでもムネでも可能)
  • ウィンナー
  • ベーコン
  • ハム
魚全般
  • シャケ
  • サバ
  • ブリ
  • かつお
  • まぐろ
  • サンマ
  • えび
  • いか
  • タコ(酢だこはNG)
貝類一部
  • あさり
  • サザエ
  • ミル貝
大豆製品
  • 豆腐
  • 納豆
  • 油揚げ
  • 大豆の水煮
乳製品
  • バター
  • チーズ
  • 生クリーム(砂糖を入れる前の状態)
  • 牛乳(大量に摂取はNG)
  • ヨーグルト(大量に摂取はNG)
きのこ類
  • しいたけ
  • えのき
  • しめじ
  • まいたけ
  • なめこ
緑色の野菜
  • ほうれん草
  • 水菜
  • 小松菜
  • レタス
  • チンゲン菜
  • 枝豆
  • オクラ
  • きゅうり
  • ブロッコリー
  • もやし
調味料
  • しょうゆ
  • 穀物酢
  • みそ
  • マヨネーズ
  • オリーブオイル
  • こしょう
豆類
  • マカダミアナッツ
  • ピーナッツ
  • クルミ
  • アーモンド
その他
  • たまご
  • こんにゃく
  • しらたき

具体的に食べてはいけないもの

炭水化物系
  • ご飯
  • パン
  • パスタ
  • 麺類
野菜系
  • にんじん
  • ピーマン
  • 干ししいたけ(乾燥すると糖質が増してしまう)
  • 大根(少量ならOK)
  • トマト(少量ならOK)
  • 玉ねぎ(少量ならOK)
  • キャベツ(少量ならOK)
  • ナス
  • カリフラワー
調味料
  • 砂糖
  • みりん
フルーツ全般
  • フルーツは、NGです。
その他
  • はんぺん
  • ちくわ
  • ごぼう巻
  • さつまあげ

おすすめの調味料や代替品(科学のちからでなんとかする系)

みりんの代わりになる、「甘みとコクの糖質ゼロ」


キング醸造 日の出 甘みとコクの糖質ゼロ 400ml
これは、みりんの代わりになる調味料です。
みりんが使えないと、色々な料理に影響がでるので、必須かもしれません。

麺類の代わりになる、おからとこんにゃくで出来た「糖質0g麺」


【平麺・丸麺セット】糖質0g麺 16パック (各8×2) 紀文 [レタス3個分の食物繊維 / 低カロリー]
どうしても麺類などが食べたくなったらこれです。
味は、めっちゃおいしい!ってことにはもちろんなりませんwww

砂糖の代わりになる「パルスイート」


味の素 パルスイート カロリーゼロ (液体タイプ)

味の素 パルスイート カロリーゼロ 袋 300g
砂糖の代わりといえば、これです。
液体タイプは、コーヒーなどに入れたりして使います。
粉タイプは、料理に使うイメージです。

間食するなら「ナッツを食べればいいじゃない!」

豆類は、糖質制限の強い味方です。
イメージ的には、炭水化物入ってそうなのですが、
大豆をはじめ、マカダミアナッツ、ピーナッツ、クルミ、アーモンドなどには、食物繊維がメインで糖質もほとんどないのです。
なーのーでー。


東洋ナッツ 食塩無添加クラッシーミックスナッツ 缶 360g
こういうのが、素焼きの無塩 ミックスナッツが、おすすめです。
小腹が空いた時などに、ひとつかみ取って、食べると解消されます。

低糖質ダイエットで注意しなければならないこと

糖質制限をかけると、どうしても、血糖値が下がってしまうため
めまいがしたり、フラフラする場合があります。
そのため、必ず、症状が出た場合などの対処用として、
チョコレートを持っておきましょう。

チョコレートは、血糖値をすぐに上げてくれるので、

森永製菓 ダース<ミルク> 12粒×10箱
この辺を一粒食べるだけで、良かったりします。
ただし、あまりにもひどい場合は、医者に行きましょう。

まとめ

お米大好き、パン大好きな人には、つらい低糖質制限ですが、
食事制限としては、種類のみを気にするだけなので、
カロリー計算したりのダイエットよりは、楽な印象です。

この低糖質制限ダイエットで、一番問題になるのは、
体重が落としやすい反面、ダイエット成功後に、いきなり食事を戻したりせず、
徐々に、糖質を増やしていくことも大事になってきます。

まずは、体重を落として、そこから維持するための努力は自ずと出てくるので
体重が落とせる喜びからスタートしてみてはいかがでしょうか?

それでは、以上です。
参考になれば幸いです。

 

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